新大工町停留場とは? わかりやすく解説

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新大工町停留場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/01 07:55 UTC 版)

新大工町停留場
諏訪神社側より見た停留所
しんだいくまち
Shindaiku-machi
39 諏訪神社 (0.2 km)
(0.4 km) 新中川町 41
所在地 長崎県長崎市新大工町71番地先
駅番号 40
所属事業者 長崎電気軌道
所属路線 蛍茶屋支線
キロ程 1.5 km(西浜町起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
3,700人/日
-2015年-
開業年月日 1934年昭和9年)12月20日
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新大工町停留場(しんだいくまちていりゅうじょう、新大工町電停)は、長崎県長崎市新大工町にある長崎電気軌道蛍茶屋支線停留場駅番号40

2号・3号・4号・5号各系統が停車する。

歴史

新大工町停留場は1934年昭和9年)12月に開業した[1]馬町 - 蛍茶屋間の開通と同日のことである[2][3]

年表

構造

横断歩道設置前の電停(2015年9月)

新大工町停留場は併用軌道区間にあり、道路上にホームが置かれる[9][10]。ホームは2面あり、東西方向に伸びる2本の線路を挟んで向かい合わせになっている(相対式ホーム[9][10]。線路の北側にあるのが蛍茶屋方面行きのホーム、南側にあるのが西浜町長崎駅前方面行きのホーム[9][10]。ホームには横断歩道橋が接続していて、出入りにはこれが使用されていた[6][11]が、バリアフリーの観点から2019年(平成31年)2月に横断歩道道路信号が設置され平面移動による出入りが可能となった[8]。歩道橋の一端は停留場の脇にあった百貨店・長崎玉屋の2階(1969年開業・2014年閉店[12])に接続、もう一端は立体駐車場に接続されていた[1]

歩道橋は玉屋ビルの解体と時期を同じくして撤去されることとなったが[13]、再開発完了後にエレベーター付きの歩道橋が再設置されることになっている[14]

蛍茶屋方には渡り線が設置されているが、使用されることはほとんどない[6]

利用状況

長崎電軌の調査によると1日の乗降客数は以下の通り。

  • 1998年 - 5,970人[1]
  • 2015年 - 3,700人[15]

周辺

新大工町には商店街が広がる[6]。また諏訪神社の門前町としての性格をもつ街でもある[6]

隣の停留場

長崎電気軌道
蛍茶屋支線
諏訪神社停留場 (39) - 新大工町停留場 (40) - 新中川町停留場 (41)
  • 1944年(昭和19年)までは隣の新中川町停留場との間に桜馬場町停留場が存在した[2][16]

脚注

  1. ^ a b c 田栗 & 宮川 2000, pp. 74–75.
  2. ^ a b c 今尾 2009, p. 58.
  3. ^ 100年史, p. 129.
  4. ^ 100年史, p. 139.
  5. ^ 田栗 & 宮川 2000, p. 195.
  6. ^ a b c d e 田栗 2005, p. 85.
  7. ^ 20年の歩み, p. 146.
  8. ^ a b 新大工町電停バリアフリー化・新大工町交差点右折専用信号の設置”. 長崎市ウェブサイト (2019年2月25日). 2019年7月27日閲覧。
  9. ^ a b c 100年史, p. 130.
  10. ^ a b c 川島 2013, p. 48.
  11. ^ 川島 2007, p. 122.
  12. ^ 【平成の長崎】長崎玉屋が閉店 45年の歴史に幕”. 長崎新聞社 (2019年2月12日). 2019年8月31日閲覧。
  13. ^ “路面電車と歩道橋のオブジェ 再開発で変わる町の一場面”. https://nordot.app/522610512178283617. (2019年7月13日)  {{cite news}}: |newspaper=で外部リンクを指定しないでください (説明)
  14. ^ 長崎市│市政への提案”. 長崎市. 2019年9月4日閲覧。
  15. ^ 100年史, p. 125.
  16. ^ 100年史, p. 126.

参考文献

関連項目




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