新品種イエローキャンパス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 02:22 UTC 版)
「オオハルシャギク」の記事における「新品種イエローキャンパス」の解説
イエローキャンパス オレンジキャンパス 1957年、玉川大学農学部育種学研究室で花弁の先が黄色くなったコスモスの1株が発見された。これは突然変異によるものであったが、佐俣淑彦教授らによりこの株を元にして20年以上に渡り交配を続けた結果、1988年に史上初の黄色いコスモス「イエローガーデン」として発表された。しかし、次第に形質の退化が見られるようになり、さらに改良した結果、1998年にはさらにはっきりとした黄色の品種として「イエローキャンパス」が作られた。これは「イエローガーデン」よりも黄色が濃いが、オオキンケイギクよりははるかに薄い。これらは毎年皇太子に献上されている。イエローキャンパスの種は玉川大学購買部のほか一部の一般生花店で購入可能である。 その他にも、玉川大学では、オレンジがかった「オレンジキャンパス」、クリムゾンと黄色の色素が重なった「イエロークリムゾンキャンパス」、濃い赤色の「ディープレッドキャンパス」が開発されている。
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