新名神大津スマートインターチェンジとは? わかりやすく解説

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新名神大津スマートインターチェンジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/28 08:46 UTC 版)

大津サービスエリア(仮称)
新名神大津スマートインターチェンジ(仮称)
所属路線 E1A 新名神高速道路
起点からの距離 78.8 km(四日市JCT起点)
大津JCT(事業中) (9.0 km)
(9.0 km) 宇治田原IC(事業中)
接続する一般道
県道783号宇治田原大石東線
供用開始日 2028年度以降[1]
通行台数 平均800台/日(推計)
所在地 520-2266
滋賀県大津市大石龍門町
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新名神大津スマートインターチェンジ(しんめいしんおおつスマートインターチェンジ)は、滋賀県大津市大石龍門町で事業中の新名神高速道路スマートインターチェンジである。大津サービスエリア(おおつサービスエリア・仮称)[注釈 1]に併設にされる予定である[2][3]。新名神大津SICおよびその他事業中の施設は仮称である。

概要

大津市南部、新名神高速道路上に設置される予定である。予定地は建設中の大津JCT - 宇治田原IC間の中間地点である。滋賀県など地元の要望を踏まえ、2014年(平成26年)に国土交通省が設置を決定した。

このインターチェンジ周辺の大津市南部地域は2012年(平成24年)8月の大津南部豪雨と2013年(平成25年)9月の台風18号に大きな豪雨被害を受けて、国道422号など主要な道路が斜面崩壊により通行止めとなった[4]。このことから、スマートインターチェンジを通じて災害に強い道路ネットワークを形成する必要性があった[4]。また、直近の草津田上IC宇治田原ICは約20 km離れているため、地元の大津市からインターチェンジを設置するよう強い要望が出された[4]。この背景を踏まえ、大津市南部にスマートインターチェンジを設置することが検討された[4]

道路

接続する道路

歴史

  • 2014年平成26年)
    • 7月1日 : 滋賀県が新名神大津SICの設置計画を発表[5][2]
    • 8月8日 : 国土交通省が連結許可[3]
  • 2024年 (令和6年) 12月24日:この日行われた大津JCT - 城陽IC/JCT間の工事連絡調整会議の席上、宇治田原IC周辺の土壌改良に大幅な時間を要するため、開通見通しが当初の2024年度から少なくとも4年(工程の進捗次第ではさらに1−2年)遅れ、2028年度以降になることが報告される[6][1]

E1A 新名神高速道路
大津JCT(事業中) - 大津SA/新名神大津SIC(事業中) - 宇治田原IC(事業中)

脚注

注釈

  1. ^ 名神高速道路の大津サービスエリアとは別。

出典

  1. ^ a b 新名神高速道路の大津―城陽、開通は2028年度以降に”. 日本経済新聞 (2024年12月25日). 2025年3月4日閲覧。
  2. ^ a b 新名神大津スマートIC(仮称)実施計画書の提出について”. 滋賀県 (2014年7月1日). 2022年7月13日閲覧。
  3. ^ a b スマートインターチェンジの追加設置について”. 国土交通省 (2014年8月8日). 2017年2月10日閲覧。
  4. ^ a b c d e 上坂宜亮 & 足立憲悟 2014, p. 2.
  5. ^ 新名神大津スマートICを計画 滋賀県、2023年度供用目指す”. 京都新聞社 (2014年7月1日). 2014年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月10日閲覧。
  6. ^ E1A 新名神高速道路 大津JCT(仮称)~城陽JCT・IC間 連絡調整会議(第3回)の開催結果について”. 西日本高速道路. 2025年3月5日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク




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