新名神大津スマートインターチェンジ
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大津サービスエリア(仮称) 新名神大津スマートインターチェンジ(仮称) |
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所属路線 | E1A 新名神高速道路 |
起点からの距離 | 78.8 km(四日市JCT起点) |
◄大津JCT(事業中) (9.0 km)
(9.0 km) 宇治田原IC(事業中)►
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接続する一般道 | 県道783号宇治田原大石東線 |
供用開始日 | 2028年度以降[1] |
通行台数 | 平均800台/日(推計) |
所在地 | 〒520-2266 滋賀県大津市大石龍門町 |
新名神大津スマートインターチェンジ(しんめいしんおおつスマートインターチェンジ)は、滋賀県大津市大石龍門町で事業中の新名神高速道路のスマートインターチェンジである。大津サービスエリア(おおつサービスエリア・仮称)[注釈 1]に併設にされる予定である[2][3]。新名神大津SICおよびその他事業中の施設は仮称である。
概要
大津市南部、新名神高速道路上に設置される予定である。予定地は建設中の大津JCT - 宇治田原IC間の中間地点である。滋賀県など地元の要望を踏まえ、2014年(平成26年)に国土交通省が設置を決定した。
このインターチェンジ周辺の大津市南部地域は2012年(平成24年)8月の大津南部豪雨と2013年(平成25年)9月の台風18号に大きな豪雨被害を受けて、国道422号など主要な道路が斜面崩壊により通行止めとなった[4]。このことから、スマートインターチェンジを通じて災害に強い道路ネットワークを形成する必要性があった[4]。また、直近の草津田上ICと宇治田原ICは約20 km離れているため、地元の大津市からインターチェンジを設置するよう強い要望が出された[4]。この背景を踏まえ、大津市南部にスマートインターチェンジを設置することが検討された[4]。
道路
- E1A 新名神高速道路
接続する道路
歴史
- 2014年(平成26年)
- 2024年 (令和6年) 12月24日:この日行われた大津JCT - 城陽IC/JCT間の工事連絡調整会議の席上、宇治田原IC周辺の土壌改良に大幅な時間を要するため、開通見通しが当初の2024年度から少なくとも4年(工程の進捗次第ではさらに1−2年)遅れ、2028年度以降になることが報告される[6][1]。
隣
脚注
注釈
出典
- ^ a b “新名神高速道路の大津―城陽、開通は2028年度以降に”. 日本経済新聞 (2024年12月25日). 2025年3月4日閲覧。
- ^ a b “新名神大津スマートIC(仮称)実施計画書の提出について”. 滋賀県 (2014年7月1日). 2022年7月13日閲覧。
- ^ a b “スマートインターチェンジの追加設置について”. 国土交通省 (2014年8月8日). 2017年2月10日閲覧。
- ^ a b c d e 上坂宜亮 & 足立憲悟 2014, p. 2.
- ^ “新名神大津スマートICを計画 滋賀県、2023年度供用目指す”. 京都新聞社 (2014年7月1日). 2014年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月10日閲覧。
- ^ “E1A 新名神高速道路 大津JCT(仮称)~城陽JCT・IC間 連絡調整会議(第3回)の開催結果について”. 西日本高速道路. 2025年3月5日閲覧。
参考文献
- 上坂宜亮、足立憲悟「新名神大津スマートインターチェンジ(仮称)の連結許可について」(PDF)『平成26年度(第36回)滋賀県土木技術研究発表会』2014年、2022年7月13日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 新名神大津スマートインターチェンジのページへのリンク