文官束帯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 00:25 UTC 版)
文官の装束。天皇、文官、三位以上の武官が着用。構成は内側から、小袖(こそで)、大口袴(おおぐちばかま)、単(ひとえ)、表袴(うえのはかま)、下襲(したがさね)、裾(きょ)、縫腋袍(ほうえきのほう)、石帯(せきたい)。下襲の上に半臂(はんぴ)を着用することになっていたが、冬期は着なくても良い(着用しなくてもバレない)こととなり、後に廃された。下襲の下に衵(あこめ)を着用していたが、明治以降天皇・皇族以外は着用しないこととなった。身分が高いほど裾が長い。中務省の官人、参議以上の官職にある者は勅許を得て大刀を佩用する。
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