敵対者たちの時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/20 15:12 UTC 版)
「ノストラダムス現象」の記事における「敵対者たちの時代」の解説
この時代は、ノストラダムスの存命中(1550年代半ばから1560年代初頭まで)にあたる。ノストラダムスの予言は、大いにもてはやされた一方で、様々な批判が浴びせられた。そうした批判には、論理的な批判も見られた一方で、ノストラダムスを「モンストラダムス(モンストル=怪物、との合成語)」と呼ぶなど、単なる中傷に過ぎないものも少なからず見られ、かつてのノストラダムスの知人ジュール・セザール・スカリジェなども、こうした中傷に関与した。 この時期の批判や中傷の特色としては、コンラッド・バディウス、ウィリアム・フルクなどプロテスタントからの批判が多かったこと、および主たる攻撃対象は暦書類であって、『予言集』は余り相手にされていなかったことが挙げられる。
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