政治・外交活動と晩年
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「エンリコ・チャルディーニ」の記事における「政治・外交活動と晩年」の解説
晩年は軍人として活動を続けながらも政治家として活躍した。1860年と1861年には幼少期に育ったレッジョ・エミリアの選挙区で国会議員に選出され、1864年3月13日にヴィットーリオ・エマヌエーレ2世から上院議員に任命された。その後、1866年の第三次イタリア独立戦争が終戦すると軍隊の一線からは身を引いた。 1869年には、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の命により空位となっていたスペイン王位にサヴォイア家を推すため、スペインの特使に任命された。これが外交官としてのキャリアの始まりである。1870年にはサヴォイア家出身のアマデオ1世がチャルディーニの尽力により即位した。1873年、アマデオ1世の退位と時同じくしてチャルディーニは駐仏イタリア大使になり、1881年には政界や外交官を引退した。 1892年9月8日、81歳でリヴォルノにて死去。
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