放物線柱座標の例とは? わかりやすく解説

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放物線柱座標の例

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 13:52 UTC 版)

ハミルトン–ヤコビ方程式」の記事における「放物線柱座標の例」の解説

放物線座標en:parabolic cylindrical coordinates)におけるハミルトニアンH = p σ 2 + p τ 2 2 m ( σ 2 + τ 2 ) + p z 2 2 m + U ( σ , τ , z ) {\displaystyle H={\frac {p_{\sigma }^{2}+p_{\tau }^{2}}{2m\left(\sigma ^{2}+\tau ^{2}\right)}}+{\frac {p_{z}^{2}}{2m}}+U(\sigma ,\tau ,z)} ハミルトンヤコビ方程式が完全に分離可能なのは、 U {\displaystyle U} が以下のように同じような形で与えられ場合である。 U ( σ , τ , z ) = U σ ( σ ) + U τ ( τ ) σ 2 + τ 2 + U z ( z ) {\displaystyle U(\sigma ,\tau ,z)={\frac {U_{\sigma }(\sigma )+U_{\tau }(\tau )}{\sigma ^{2}+\tau ^{2}}}+U_{z}(z)} U σ ( σ ) {\displaystyle U_{\sigma }(\sigma )} 、 U τ ( τ ) {\displaystyle U_{\tau }(\tau )} と U z ( z ) {\displaystyle U_{z}(z)} は任意の関数である。完全に分離されS = S σ ( σ ) + S τ ( τ ) + S z ( z ) − E t {\displaystyle S=S_{\sigma }(\sigma )+S_{\tau }(\tau )+S_{z}(z)-Et} をハミルトンヤコビ方程式代入し、 1 2 m ( d S z d z ) 2 + U z ( z ) + 1 2 m ( σ 2 + τ 2 ) [ ( d S σ d σ ) 2 + ( d S τ d τ ) 2 + 2 m U σ ( σ ) + 2 m U τ ( τ ) ] = E {\displaystyle {\frac {1}{2m}}\left({\frac {dS_{z}}{dz}}\right)^{2}+U_{z}(z)+{\frac {1}{2m\left(\sigma ^{2}+\tau ^{2}\right)}}\left[\left({\frac {dS_{\sigma }}{d\sigma }}\right)^{2}+\left({\frac {dS_{\tau }}{d\tau }}\right)^{2}+2mU_{\sigma }(\sigma )+2mU_{\tau }(\tau )\right]=E} 最初常微分方程式 1 2 m ( d S z d z ) 2 + U z ( z ) = Γ z {\displaystyle {\frac {1}{2m}}\left({\frac {dS_{z}}{dz}}\right)^{2}+U_{z}(z)=\Gamma _{z}} を分離し変形して両辺分母掛けると以下の簡約されたハミルトンヤコビ方程式得られる。 ( d S σ d σ ) 2 + ( d S τ d τ ) 2 + 2 m U σ ( σ ) + 2 m U τ ( τ ) = 2 m ( σ 2 + τ 2 ) ( E − Γ z ) {\displaystyle \left({\frac {dS_{\sigma }}{d\sigma }}\right)^{2}+\left({\frac {dS_{\tau }}{d\tau }}\right)^{2}+2mU_{\sigma }(\sigma )+2mU_{\tau }(\tau )=2m\left(\sigma ^{2}+\tau ^{2}\right)\left(E-\Gamma _{z}\right)} さらにこれは独立2 つ常微分方程式 ( d S σ d σ ) 2 + 2 m U σ ( σ ) + 2 m σ 2 ( Γ z − E ) = Γ σ {\displaystyle \left({\frac {dS_{\sigma }}{d\sigma }}\right)^{2}+2mU_{\sigma }(\sigma )+2m\sigma ^{2}\left(\Gamma _{z}-E\right)=\Gamma _{\sigma }} ( d S τ d τ ) 2 + 2 m a 2 U τ ( τ ) + 2 m τ 2 ( Γ z − E ) = Γ τ {\displaystyle \left({\frac {dS_{\tau }}{d\tau }}\right)^{2}+2ma^{2}U_{\tau }(\tau )+2m\tau ^{2}\left(\Gamma _{z}-E\right)=\Gamma _{\tau }} に分離でき、これらを解けば S {\displaystyle S} の完全な解が得られる

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放物線柱座標の例

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/06/15 17:59 UTC 版)

ハミルトン-ヤコビ方程式」の記事における「放物線柱座標の例」の解説

放物線座標en:parabolic cylindrical coordinates)におけるハミルトニアンハミルトン–ヤコビ方程式が完全に分離可能なのは、 が以下のように同じような形で与えられ場合である。 、 と は任意の関数である。完全に分離された をハミルトン–ヤコビ方程式代入し、 最初常微分方程式分離し変形して両辺分母掛けると以下の簡約されたハミルトン–ヤコビ方程式得られる。 さらにこれは独立2 つ常微分方程式分離でき、これらを解けばの完全な解が得られる

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