放射線遮蔽キャビン搭載フォークリフトとは? わかりやすく解説

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放射線遮蔽キャビン搭載フォークリフト

読み方:ほうしゃせんしゃへいキャビンとうさいフォークリフト
別名:放射線遮蔽キャビン搭載特殊大型フォークリフト放射線遮蔽キャビン搭載のフォークリフト放射線防ぐフォークリフト

三菱重工業開発した放射線入り込まない運転室キャビン)を搭載した大型の特殊フォークリフト全長7.3m、全高3.8m、重量30トン

放射線遮蔽キャビン搭載フォークリフトは、キャビン部分板厚10センチメートル鋼板厚さ23センチメートル鉛ガラス構成され、全辺が溶接によって密閉されている。キャビン入り込む放射線量は1~2パーセント程度まで低減されるという。

施設放射線量高い場所では、これまで作業ロボット遠隔操作するしかなく作業難航していたが、この特殊フォークリフト使って有人作業可能になれば、瓦礫撤去などの作業大幅な効率化期待できる

放射線遮蔽キャビン搭載フォークリフトは、2011年3月発生した東京電力福島第一原子力発電所原発事故受けて急遽開発された。重機戦車原子炉などを製造する三菱重工業培ってきた技術結集し、約1ヵ月開発から製造までを完了したという。

関連サイト
放射線を遮蔽するキャビン搭載の大型特殊フォークリフトを納入 - 三菱重工業ニュース 第5062号



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