携帯電話の登場以前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 02:18 UTC 版)
「携帯電話の絵文字」の記事における「携帯電話の登場以前」の解説
絵文字が文字コードに最初に含まれたのは1959年の日本の新聞社が記事交換用に使用したCO-59という6社協定新聞社用コード表で、「⚾︎」の野球ボールの絵文字が最初である。もっとも、これは現代の携帯電話の絵文字のように大衆が通信機でやり取りをする際に一般的に使われるという水準で普及していたわけではない。一般的な文化として絵文字が普及したのはポケベルに搭載された絵文字がきっかけである。 ポケベルに搭載された絵文字により、文字の中に絵を組み込んで小型の通信機でやり取りをする文化が広まった。その流れとして、小型通信機がポケベルから携帯電話に移り変わる中でimodeに搭載された絵文字が現在につながる絵文字といえる。いわゆる顔文字は当時すでに広く使われていたが、ケータイのテンキーでこれを打つことはできないため、シンプルな図案の数々を文字セットの一種として入れれば使いやすいというポケベルの時代にも通じる発想である。
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