採用と廃止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 04:14 UTC 版)
1974年、香港政府は不法移民に対して、抵塁政策を採用した。香港側では、不法移民者が界限街の北の“新界エリア”で発見された場合は、中国大陸へ強制送還された。一方、界限街の南の“シティエリア”まで着いた場合(野球でホームベースに達するのと同じ)は、入境の手続きを経て居住権が与えられた。 政策のおかげで、中国大陸から若い労働力を受け入れ、香港工業の発展を促したが、数年後、香港の労働者が過剰になり、人口増加に対する圧力は強まったため、香港政府は1980年10月23日に廃止することになり、これから不法入境者が香港のどこかで捕まった場合、すぐに中国大陸へ強制送還された。
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