掛の役人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/20 03:17 UTC 版)
吟味筋に関わる役人は、吟味方の他にも、容疑者を逮捕する廻り方(三廻)、牢屋敷へ収監するための書類を整える用部屋手付、過去の判例を調べる例繰方などがあった。 定町廻り・臨時廻り・隠密廻り(三廻) - 犯罪の捜査、容疑者の逮捕・取り調べなどを担当。 例繰方 - 与力2騎・同心4人。御仕置・裁許帳に書かれた先例を元に書類を作成し、奉行に提出する。事件の経過を記録した「御仕置裁許帳」の整備も行なった。 用部屋手付 - 同心10人。町奉行直属の用人の配下に所属。「御用部屋」に詰め、刑事断案の調査、起草を行う。
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