捕虫の仕組み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/19 05:06 UTC 版)
「ダーリングトニア・カリフォルニカ」の記事における「捕虫の仕組み」の解説
本種はいわゆる落とし穴式の食虫植物である。落とし穴の入り口は膨らんだ葉の先端の下にあるが、この部分を下から見上げると、葉の透明部から光が入り、まるでステンドグラスのようになっている。さらに入り口周辺や付属体には多くの蜜腺がある。これに誘われて入り口から入った場合、昆虫は外に出るのが困難である。内側の面は滑りやすくなっており、昆虫はそのまま下に落ちる。なお、この植物は幼時には小型の捕虫葉をつけるが、これは立ちあがることなく地上に這うように伸びる。これは地上を歩くアリなどを捕らえるものである。 葉の先端の断面 頂端部・脈の間が透明 見上げるとそこから光が 幼植物・葉は立ち上がらない
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