指宿枕崎線特急「指宿のたまて箱」脱線事故
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「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「指宿枕崎線特急「指宿のたまて箱」脱線事故」の解説
★2014年(平成26年)6月21日 11時07分頃(列車脱線事故) JR九州指宿枕崎線の指宿発鹿児島中央行きの特急列車「指宿のたまて箱」2号(キハ40系・キハ47 8060+キハ47 9079)が生見駅 - 薩摩今和泉駅間を走行中、直前に発生した土砂崩れで線路に流入した土砂に乗り上げて脱線、同じく流入した倒木に衝突して車両の前面が破損。乗員・乗客計15人が重軽傷を負った。事故当時は豪雨により、枕崎市では6月の降雨記録を更新していた。 この影響で、事故発生時から指宿枕崎線の喜入駅 - 指宿駅間は終日運休、事故から3日後の6月24日までに脱線車両を撤去、土砂崩れの起きた斜面の補修などの安全対策を終えて6月28日の始発列車から運転を再開した。JR九州は、この影響で当該区間の特急・快速・普通列車計358本が運休、2万9,600人に影響が出たと発表した。全線再開後も、事故の被害列車である「指宿のたまて箱」は車両の修理のため運休となり、代替として臨時快速列車を運行した。 その後、「指宿のたまて箱」は2014年7月12日に運転を再開した。
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