持田古墳群とは? わかりやすく解説

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持田古墳群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/23 14:02 UTC 版)

持田古墳群
位置

持田古墳群(もちだこふんぐん)は、宮崎県児湯郡高鍋町持田にある古墳群。国の史跡に指定されている。

概要

26号墳 三葉環頭大刀・小刀
宮崎県立西都原考古博物館蔵、大阪歴史博物館企画展示時に撮影。

5~6世紀に造られたと推定されている[1]前方後円墳10基、円墳75基からなる古墳群である[2]。持田旧48号墳からは、前橋天神山古墳の同范鏡が確認されている。古墳群は昭和初期に深刻な盗掘に遭っている[3]

高鍋町歴史総合資料館では、持田古墳群の石舟塚から出土した石棺が、2017年6月になって13年ぶりに展示された[4]

文化財

重要文化財(国指定)

  • 日向国児湯郡持田古墳出土品(考古資料) - 持田25号墳出土の銅鏡2面、明細は以下。所有者は耕三寺、耕三寺博物館保管。1962年(昭和37年)6月21日指定[5][6]
    • 画文帯神獣鏡 1面
    • 変形四獣鏡 1面

国の史跡

  • 持田古墳群 - 1961年(昭和36年)2月25日指定[7]

その他

辰馬考古資料館蔵鏡の景初四年銘

脚注

  1. ^ 宮崎県・公益財団法人宮崎県観光協会. “持田古墳群”. みやざき観光情報 旬ナビ. 2021年2月17日閲覧。
  2. ^ 持田古墳群』 - コトバンク
  3. ^ みやざき文化財情報「持田古墳群」”. 2018年10月23日閲覧。
  4. ^ 「貴重な石棺、見に来て 高鍋で13年ぶり展示」宮崎日日新聞、2017年6月9日
  5. ^ 日向国児湯郡持田古墳出土品 - 国指定文化財等データベース(文化庁
  6. ^ 日向国児湯郡持田古墳出土品(広島県教育委員会「ホットライン教育ひろしま」)。
  7. ^ 持田古墳群 - 国指定文化財等データベース(文化庁

関連項目

外部リンク

座標: 北緯32度08分32秒 東経131度31分47秒 / 北緯32.14222度 東経131.52972度 / 32.14222; 131.52972



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