手話技能検定とは? わかりやすく解説

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手話技能検定

資格区分

民間資格

資格概要取得方法

手話習っている人達、すでに手話使って働く人達などのための、全国共通する基準として2001年誕生した技能検定です。1級から7級まであり、7~5級習いはじめの人のステップアップ最適。4、3級は各窓口などで仕事としての対応もできるレベル2級さまざまな専門分野での会話可能なレベルで、最上級1級聴覚障害者同等評価されます。手話学習にあたり検定試験主催機関手話技能検定協会実施している講座受講する方法あります

受験資格

7~2級特になし1級2級合格者

受験料

7級1200円、6級2500円、5級3500円、4級4000円、3級4500円、2級9000円、1級1万4000

合格率

2級26.9%、3級65.5%、4級85.4%(2004年11月

試験日程

7級:随時、6~2級:年3回3・711月1級:年3回1・5・9

試験会場

札幌仙台東京金沢名古屋大阪岡山福岡いずれか

問い合わせ先

NPO手話技能検定協会 〒103-0024東京都中央区日本橋小舟町12-9 久保ビル5F 03-5642-3353(月~金10:0018:00http://www.shuwaken.org/

取得後の職業/活かせる仕事

公的公共機関のほか、企業窓口など、聴覚障害者コミュニケーションをとる機会がある仕事に最適です。なお、1級取得者ならば手話通訳手話指導の仕事に携わることもできます

手話技能検定

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/18 06:39 UTC 版)

手話技能検定試験
英名 Sign Language Proficiency Test
実施国 日本
資格種類 民間資格
分野 福祉
試験形式 マークシート記述面接
認定団体 特定非営利活動法人手話技能検定協会
等級・称号 1 - 7級
公式サイト https://www.shuwaken.org/
ウィキプロジェクト 資格
ウィキポータル 資格
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手話技能検定(しゅわぎのうけんてい)は、特定非営利活動法人(NPO法人)手話技能検定協会が実施している民間資格手話の技能の検定試験である。手話検定は手話技能検定試験の略称で、登録商標である。

概要

手話技能検定試験は、特定非営利活動法人(NPO法人)手話技能検定協会が毎年3回実施している手話の技能の検定試験である。検定試験は1級・準1級・2級・準2級・3級 - 7級までの9段階がある。1級 - 2級は手話の実技試験である。準1級・準2級・3級 - 7級は筆記試験で、試験結果の80点以上で合格。2級実技試験は課題文26点、質疑応答39点以上で合格となる。

類似する手話検定については、後述する関連項目を参照されたい。

なお、手話技能検定試験は全国手話検定試験よりも難しいとされる。

手話技能検定3級と全国手話検定準1級は同じレベルとされる。

受験資格

準2級 - 7級は、年齢・性別・学歴に関係なく誰でも受験できるが、小学校4年生以上の日本語の読解力が必要。2級は、準2級の合格者であること。準1級は、2級の合格者であること。1級は、準1級の合格者であること。

検定級

検定級レベルと説明は手話技能検定協会公表のものである。
レベルの目安 学習歴の目安  単語数
1級 相手に合わせ、ろう者的手話(日本手話)・難聴者手話(日本語対応手話)のどちらも自由に表現・読み取りができる。 3年(240時間)以上 制限なし
準1級 相手に合わせ、ろう者的手話(日本手話)・難聴者手話(日本語対応手話)のどちらも自由に表現・読み取りができる。 3年(240時間)以上 制限なし
2級 ろう者的手話(日本手話)、難聴者手話(日本語対応手話)のどちらかを使用して、聴覚にしょうがいのある人と自由に会話ができる。 3年 (240時間)程度 約2000語
準2級 ろう者的手話(日本手話)、難聴者手話(日本語対応手話)のどちらかを使用して、聴覚にしょうがいのある人と自由に会話ができる。 3年(240時間)程度 約2000語
3級 接客に必要とされる具体的な会話や手話での道案内・会社学校・手話サークルなどでの会話ができる。 2年 (160時間)程度 約1000語
4級 お店や窓口で簡単な接客の会話や日付や時刻・金額など数字の入った表現ができる。 1年(80時間)程度 約500語
5級 あいさつ・自己紹介・趣味について相手に尋ねたり答えたりすることができる。 6か月 (40時間)程度 約200語
6級 簡単な挨拶ができる。
濁音半濁音長音拗音などを含む指文字、千の位までの数字、日常よく使われる単語について表現・読み取りができる。
3か月 (24時間)程度 約100語
7級 指文字(五十音)の基本形を覚え、ゆっくり表現し、読み取ることができる。ただし濁音・半濁音など動きのあるものは含まない。 1か月 (8時間)程度

関連項目

外部リンク




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