戸田の渡し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 05:49 UTC 版)
「蕨宿#戸田の渡し場」も参照 戸田の渡しの存在は、江戸期より存在する文献では天正年間(1573年-1593年)にさかのぼる。江戸時代初期の1616年(元和2年)には中山道の要所として官設の渡船場がおかれた。現在の国道17号のおよそ130メートル下流側に存在した。渡船の運航時刻は明むつ(6時)から暮むつ(18時)までの日中の時間帯に限定され、夜間は運航されなかった。この地点には1772年(安永元年)に戸田河岸場がおかれて物資の集散点としても機能した。参勤交代の大名行列や宮様下向などの際は臨時に舟橋も架けられた。渡船場は戸田橋の完成とともに廃止された。
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