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戸上一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/27 17:55 UTC 版)

戸上 一郎(とがみ いちろう、生年不明 - 1942年〈昭和17年〉12月9日)は、日本の海軍軍人。最終階級は海軍少将[1]熊本県出身[1]

人物

1923年(大正12年)海軍兵学校(51期)を卒業。累進して海軍大尉となり伊号第六十潜水艦水雷長兼分隊長を経て、1936年(昭和11年)呂号第六十潜水艦艦長・呂号第六十一潜水艦艦長・呂号第六十二潜水艦艦長を兼任する。以後、呂号第六十五潜水艦艦長、伊号第百七十二潜水艦艦長、伊号第三潜水艦艦長等を歴任し、この間、海軍中佐まで昇進した。1942年(昭和17年)12月9日、伊号第三潜水艦沈没によってソロモン諸島方面にて戦死。翌年の1月6日に、2階級特進して海軍少将に任じられた。

経歴

親族

長男は、海軍兵学校在校時に終戦を迎え、後に神戸大学名誉教授。孫に浜井浩一龍谷大学教授)がいる。

栄典

注釈

  1. ^ 『日本海軍将官総覧』等の辞書では戦死日が、1943年(昭和18年)1月6日となっている。

脚注

  1. ^ a b c d e f 『帝国海軍将官総覧』298頁
  2. ^ 『官報』第3288号「叙任及辞令」1923年7月16日。
  3. ^ 『官報』第3684号「叙任及辞令」1924年12月2日。
  4. ^ 『官報』第4283号「叙任及辞令」1926年12月2日。
  5. ^ 『官報』第878号「叙任及辞令」1929年12月2日。
  6. ^ 『官報』第2735号「叙任及辞令」1936年2月17日。
  7. ^ 『官報』第2976号「叙任及辞令」1936年12月2日。
  8. ^ 『官報』第3063号「叙任及辞令」1937年3月22日。
  9. ^ (国立公文書館デジタルアーカイブ)件名 陸軍中尉島田篤外七十六名任官ノ件○海軍中佐戸上一郎外三名任官

参考文献

  • 官報
  • 『帝国海軍将官総覧』太平洋戦争研究会



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