成島毘沙門堂の文化財
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「三熊野神社 (花巻市)」の記事における「成島毘沙門堂の文化財」の解説
重要文化財(国指定) 毘沙門堂 - 様式上、室町時代後期の建立と推定される。方三間、寄棟造、鉄板葺(もと茅葺)の仏堂。内部に安置されていた兜跋毘沙門天像は、収蔵庫に移されている。 木造兜跋毘沙門天立像(附:二鬼坐像 2躯) - 平安時代中期(10世紀頃)の作。本像のように、地天の両掌の上に立つ形式の毘沙門天像を「兜跋(とばつ)毘沙門天」と称する。像高3.59メートル、足下の地天像を含む総高4.73メートルで、樺の寄木造。二鬼坐像は一木造。仏像の中では県下最大とされている。 木造伝吉祥天立像 - 平安時代前期の作。吉祥天像とされているが、服装は通常の吉祥天とは異なり菩薩形であり、両手を胸の辺まで上げ、頭上に2つの象頭を乗せる特異な像容をもつ。
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