成層燃焼
空燃比または燃料濃度が異なる層状の混合気の燃焼。スパークプラグ周辺に濃混合気を、ほかの部分には希薄混合気を供給する層状給気機関における燃焼方式をいい、層状燃焼とも呼ぶ。トータルでは希薄な混合気を使用して燃料消費率の低減や排気浄化を実現することを目標に、各国の研究機関や企業において多くの研究開発が行われた。副燃焼室式と単一燃焼室式があり、前者にソ連のトーチ点火機関や本国のCVCC、後者にテキサコのTCCS、フォードのPROCO、MAN社のFM、三菱のGDIほか、トヨタの直噴ガソリンエンジンなどの例がある。
同義語 層状給気参照 層状給気機関、直接頃射層状給気エンジン、直噴ガソリンエンジン
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