憶念とは? わかりやすく解説

おく‐ねん【憶念/臆念】

読み方:おくねん

深く思い絶え忘れないこと。また、その思い執念

「霊あらはれたり殊に讃岐院御霊宇治悪左府の—」〈平家・三〉


憶念

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 04:21 UTC 版)

清浄行」の記事における「憶念」の解説

猛獣のいる林野にて修行する者たちにたいして、もし恐怖戦慄捉えられたときは、われを憶念せよとしている。憶念の内容は、「かの尊き師すなわち、敬わるべき人、全きさとりを開いた人、明知行いとを具えた人、幸せな人、世間知った人、人間調練する無上の人、神々と人間の師、ブッダ尊き師はこのような人である。」と念ずるように教示されている。これは六神通による慈悲と関係があり、善友となることとあわせて、孤独な修行者で、林野にて憶念する者への個別の関りを約束したものと考えられる

※この「憶念」の解説は、「清浄行」の解説の一部です。
「憶念」を含む「清浄行」の記事については、「清浄行」の概要を参照ください。

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