慢性免疫背血小板減少性紫斑病
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 07:49 UTC 版)
「免疫性血小板減少性紫斑病」の記事における「慢性免疫背血小板減少性紫斑病」の解説
ITPが慢性化したもの、あるいは慢性に進行するITPである。 ITPは多くの場合小児に発症し、急性の経過を辿って半年程度で治癒する。しかし、一割程度は慢性の経過を辿る。また、成人がITPを発症した場合慢性化することが多い。ITPが6ヶ月以上遷延化した場合、慢性特発性血小板減少性紫斑病の診断が下される(小児にあっては、ウイルス感染が先行し発症が急激ならば、急性ITPと考えて良い)。 急性のITPと異なり、大出血を起こすことは比較的少ないが、若年女性に多いため、月経、妊娠、出産において問題になる。
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