慈善福祉活動に対する思い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:44 UTC 版)
「杉良太郎」の記事における「慈善福祉活動に対する思い」の解説
「母親は米びつに一握りしか残っていない米をお遍路さんにあげるような人で、子供心にも大丈夫なのかな?と思うこともありましたが 『人には親切、慈悲、 情け』、『蒔かぬ種は生えないよ』 とまだ子供だった私に母はいつも教えてくれました。」 「父親もいつも人の為に動いているような人でした。父は兵隊帰りで気性は荒かったけれど、お人好しでね。工務店を営んでいた父は知人から頼みこまれれば何度も借金の保証人になってしまい、最後は家も財産も失ってしまうんですけど。」 「ボランティアは一方通行でいいのです。見返りを求める人は、最初からやらなければいいんです。」 「福祉をやるには確かに時間とお金がかかる。特にお金がないと見栄えのいい福祉はできません。でも、お金がない人は時間を寄付すればいい。お金も時間もない人は福祉に対する理解を示し、実際に活動をしている人に拍手を送るだけで十分。それでもう立派な福祉家なんです。福祉ってそういうもんです。」 「ああ、偽善で売名ですよ。偽善のために今まで数十億を自腹で使ってきたんです。私のことをそういう風におっしゃる方々も、ぜひ自腹で数十億出して名前を売ったらいいですよ。」 「芸能界に入って悩んだことはないけれど、ボランティアでは2回も3回も死にたくなったことがある。福祉の現場では、自分の無力さを突きつけられる。もっと力があったら助けられるのに・・って自分を責めたりね。でも今は、過去を忘れていけるようになりました。」
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