感染後経過
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 20:21 UTC 版)
「後天性免疫不全症候群」の記事における「感染後経過」の解説
HIV-1 PCR法によるウイルス量測定と、フローサイトメトリー法によるCD4陽性細胞数検査が行われる。CD4数は現在の病態を反映する数値である。正常ならば800 - 1200個/µLであるが、HIVに感染すると徐々に低下していく。500個/µL程度では帯状疱疹、結核、カポジ肉腫、非ホジキンリンパ腫、200個/µL程度ではニューモシスチス肺炎、トキソプラズマ脳症、100個/µLではクリプトコッカス髄膜炎、50個/µLではサイトメガロウイルス、非定型抗酸菌症を起こしやすいとされている。
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