愛知県・静岡県・岐阜県の一部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/01 08:23 UTC 版)
「名古屋師管」の記事における「愛知県・静岡県・岐阜県の一部」の解説
1888年の師団制採用から、師団と師管は同じ番号で対応するのが原則で、名古屋では第3師団が第3師管を管轄していた。しかし、内地の師団が出征して久しくなると、一部で50番台の師団をおいて師管を管理させるようになった。このとき第51師管などを作らず、全国一律に地名で師管を名付けることにした。1940年7月24日制定(26日公布、8月1日施行)の昭和15年軍令陸第20号で陸軍管区表が改定され、名古屋師管が置かれた。 発足時の範囲は、愛知県と静岡県の全域、そして岐阜県の一部である。岐阜県部分は、南部の美濃地方のうち西部を除く中・東部で、具体的には岐阜市・稲葉郡・本巣郡・山県郡・武儀郡・羽島郡・郡上郡・加茂郡・可児郡・土岐郡・恵那郡である。管内には4つの連隊区が置かれた。4つの連隊区は県境をまたがって設けられた。 名古屋師管(1940年8月1日から1941年10月30日まで)名古屋連隊区 岐阜連隊区 豊橋連隊区 静岡連隊区
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