愚底とは? わかりやすく解説

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愚底

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/13 03:55 UTC 版)

愚底(ぐてい、文安元年(1444年) - 永正13年(1516年4月11日)は、室町時代後期から戦国時代初期にかけての浄土宗僧侶。真蓮社勢誉(しんれんしゃ せいよ)とも称される[1]

人物・経歴

1444年京都に生まれる(文安元年説と文安2年(1445年)説がある)[2]青年期下総国弘経寺了暁に師事し浄土宗を学び[1]知恩院第23世、三河国大樹寺開山として知られる[1]

主な活動

思想・業績

  • 大樹寺の創建:松平氏徳川将軍家菩提寺としての基礎を確立[4]
  • 独特な式定の制定:大樹寺の勤行式定は浄土宗でも珍しい形式[1]
  • 僧侶養成:多くの弟子を育成し、三河地方の浄土宗発展に貢献[1]
  • 寺院建立:大乗寺(安城市)など複数の寺院を創建[5]

文化財

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i 愚底”. 新纂浄土宗大辞典. 浄土宗. 2024年7月12日閲覧。
  2. ^ 愚底”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus. 講談社. 2024年7月12日閲覧。
  3. ^ 大樹寺”. 岡崎市観光協会. 2024年7月12日閲覧。
  4. ^ 大樹寺”. 愛知県総合教育センター. 2024年7月12日閲覧。
  5. ^ 大乗寺”. 安城市観光協会. 2024年7月12日閲覧。
  6. ^ 木造勢誉上人坐像”. 岡崎市. 2024年7月12日閲覧。

関連項目




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