悪魔は火の蝶をまとう
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 15:01 UTC 版)
「ルーファスの収集品」の記事における「悪魔は火の蝶をまとう」の解説
テッサ ある屋敷に住むお嬢様。1年前、火の十字のジャックに屋敷を放火され、両親を失い、自身は顔にひどい火傷を負ってしまう。 ある日、宿を探していたルーファスを一晩屋敷に泊め、そのお礼として「火蝶軟膏」を受け取る。その軟膏を服用後、ルーファスに抑制剤を飲まされたことにより、自身が負った火傷が完治すると同時に火の十字のジャックの正体を思い出した。 ジャックによって再び屋敷を放火されたものの、火蝶軟膏の副作用で火蝶と化したジャックの脅威が去った。しかし今度はルーファスに狙われるが、ベルの支えにより、心臓は黒くならなかったため、ルーファスから「良い子ちゃん」と皮肉られながらも、興味を失われたために収集されずに済み、最後は焼け落ちていく屋敷をベルと共に脱出した。 コミックス描き下ろしストーリーではベルと共に再登場し、とある町中で行き場のないヴィヴィを引き取った。 ベル テッサに仕えるメイド。 誰よりもテッサのことを大切に思う献身的で優しい性格の持ち主。裁縫は苦手ながらもテッサのためにベールを縫ったり、火の十字のジャックやルーファスから身を挺して彼女を守った。最後は焼け落ちていく屋敷をテッサと共に脱出した。 コミックス描き下ろしストーリーではテッサと共に再登場し、とある町中で行き場のないヴィヴィを見つけ、引き取った。 グレン テッサに仕える執事。その正体は100の家を焼き、300人の死人を出して指名手配された放火魔「火の十字のジャック」。 1年前、テッサの屋敷を放火し、彼女の両親を焼殺して火傷を負わせた張本人であり、特徴とされる顔の十字傷は特殊なマスクで隠していた。 テッサに正体を知られぬよう毎晩記憶を封印する特別な薬を飲ませていたが、火蝶軟膏とルーファスから与えられた抑制剤で薬を服用しなかった彼女に正体を知られた。2人を襲いかかるも、抑制剤を使わずに火蝶軟膏を使ったために、副作用で自身が火蝶そのものと化し、ルーファスに連れていかれた。
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