恵空とは? わかりやすく解説

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恵空

読み方:えくう

江戸初・中期浄土真宗の僧。近江生。字は得岸、俗姓は川那辺、号に光遠房・秀光堂。諡号は光遠院。初め比叡山天台修めたが、誓源寺真宗学びその後本山出仕請われ京都西福寺に入る。仏典の研究重ね大谷大学起源である大学寮創立尽力初代講師となった。『叢林集』等著作多数享保6年(1721)歿、78才。

恵空

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/30 01:16 UTC 版)

恵空
各種表記
ハングル 혜공
漢字 惠空
発音: ヘゴン
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恵空(ヘゴン、혜공、生没年不詳)は、新羅の僧。

人物

三国遺事』の「二惠同塵」によれば、貴族の家に仕えた奴婢の子で、幼少時から病気を治癒する力を持っていたため、出家したという。酒を飲み狂ったように大酔し、簀を背負って歌い舞いながら歩き回ったため、「負簀和尚」と呼ばれた。晩年は恒沙寺(吾魚寺)に住し、元暁が経典の注釈を書くと、いつも持参して質疑を交わした。ある時、鳩摩羅什の門人四哲の一人である僧肇が著した「肇論」を見て、「これは私が前世で記したもの」だと伝え、人々は恵空を僧肇の生まれ変わりと思うようになった。

その没後も多くの伝承を残し、国王が寺に来るのを予言した、ある寺が火事に罹災した時に、恵空が縄を張り巡らせた場所だけ焼け残った、などと言われた。

参考文献

  • 「アジア人物史 3」 集英社 2023年


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