恒星天測航法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/30 14:35 UTC 版)
恒星天測航法は、天体観測により弾道ミサイルの中間飛翔行程でミサイルを中間誘導する方式。望遠鏡で天体を観測し、事前に設定された特定の恒星の方向との比較でミサイルの現在位置を特定し進路を補正する。日中でも空気による光の散乱がない(=星を観測できる)大気圏外を飛翔する弾道ミサイルにおいて、中盤での進路補正に使われる。ただし、細かい進路まで補正することはできないことと、何らかの理由で恒星が観測できなかったときのため、他の誘導方式(主に慣性誘導)と組み合わせて使う。
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