恒星時の利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 07:19 UTC 版)
恒星時を使うと、ある時刻にどの天体を観測することができるかが容易に分かるので恒星時は天文台でよく使われる。天体の天球上の位置は(地球上での経緯度と同様に)赤道座標、すなわち赤経と赤緯で天の赤道に対する相対位置が表されるが恒星時とある天体の赤経とが等しい時、その天体は最も高度が高い位置、つまり子午線通過の位置にある(正中)。この時、天体は大気による減光が最も小さくなり観測に最適となる。
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