恋する季節 (西城秀樹の曲)とは? わかりやすく解説

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恋する季節 (西城秀樹の曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/16 03:49 UTC 版)

西城秀樹 > 西城秀樹の作品・出演一覧 > 恋する季節 (西城秀樹の曲)
恋する季節
西城秀樹シングル
初出アルバム『ワイルドな17才
B面 愛がほしいのに
リリース
規格 7インチレコード
ジャンル アイドル歌謡曲
時間
レーベル RCA / 日本ビクター
作詞 麻生たかし
作曲 筒美京平
チャート最高順位
西城秀樹 シングル 年表
- 恋する季節
(1972年)
恋の約束
(1972年)
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恋する季節」(こいするきせつ)は、西城秀樹のデビュー・シングル。1972年3月25日にRCAから発売された。

解説

  • ワイルドな17歳」のキャッチフレーズを引っさげた、デビュー第1弾の作品である[3]
  • 作詞は麻生たかし、作曲は筒美京平が担当した[4]。作詞の麻生たかしは、のちに「おまえとふたり」(五木ひろし)などの作詞で知られる、日本作詩家協会副会長のたかたかしである[5]
  • オリコンでは最高位42位にランクイン、100位内には16週登場し、5.8万枚のセールスとなった[2]

エピソード

  • 作詞の麻生たかしこと、たかたかしによれば、自身が放送作家として身を立てていた1971年当時、日本ビクターのRCAレコード部門(現:ソニー・ミュージックレーベルズ アリオラジャパンレーベル)のディレクターから「広島の沢田研二と呼ばれてる子をウチからデビューさせるから、詞を書いてよ」と言われ、デビュー前に対面した西城の印象から「格好いい、オーラがある」と感じて作詞したのが本曲であったという[5]。たかたかしは西城に1970年代当時のアメリカ合衆国のミュージカル・スターを重ね合わせていたことを語り、たかはこの曲以後、自身が西城の楽曲の作詞を手がけることによって、放送作家から作詞家に専念する原点ともなった曲であったことを語っている[5]
  • この曲は最初はアイ高野(元ザ・カーナビーツ)の元に送られていたが、当人が拒否したために改めて西城に送られたものだった。西城はその事実をアイ高野から直接伝えられたことがある[6]

収録曲

(全作詞:麻生たかし/編曲:高田弘

  1. 恋する季節
    作曲:筒美京平
  2. 愛がほしいのに
    作曲:羽根田武邦

「恋する季節」のカバー

収録アルバム

関連項目

脚注

  1. ^ 『オリコン No.1 HITS 500 1968〜1985 (上) オリコンチャート1位ヒットソング集』クラブハウス、1998年11月1日。ISBN 490649613X 
  2. ^ a b オリコンランキング情報サービス「you大樹」
  3. ^ History of Hideki Saijo vol.1,vol.2』西城秀樹、RVC、1993年9月22日。BVCH-704。 
  4. ^ 『恋する季節』(EP)西城秀樹、RCA、1972年3月25日。JRT-1215。 
  5. ^ a b c “たかたかし氏回想 西城さんと初対面からオーラ まるで米ミュージカルスター”. Sponichi ANNEX. スポーツニッポン新聞社. (2018年5月18日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/05/18/kiji/20180517s00041000366000c.html 2018年5月18日閲覧。 
  6. ^ 西城秀樹のデビュー曲『恋する季節』は先輩のボツ作品だった…楽譜を神棚に飾るほどうれしかった思い出の曲を還暦で払拭したかった心の傷痕”. 集英社オンライン (2024年5月16日). 2024年5月16日閲覧。



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