忍 (羌)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/21 08:40 UTC 版)
忍(呉音:にん、漢音:じん、拼音:rĕn、生没年不詳)は、中国戦国時代の羌族の首領。無弋爰剣の曾孫。
生涯
忍が無弋爰剣部落の豪(ごう:首領)となる。
秦の献公(在位:前384年 - 前362年)は穆公(在位:前621年 - 前621年)の行跡を再び行おうと、渭首に出兵して狄豲(てきかん)の戎を滅ぼした。忍の季父(末の叔父)である卬(ごう)はそうした秦の威を畏れ、自分の部衆を率いて南に向かい、賜支の河曲の西数千里に移住し、羌の諸族との関係を絶ち、二度と交通することはなかった。その後、その子孫は分かれて各々の種族を形成することとなる[1]。忍および弟の舞は湟中に留まり、ともに多くの妻を娶った。忍は9人の子供をもうけたため、その9人はのちに9種の部族を形成する。舞は17人の子供をもうけたため、その17人はのちに17種の部族を形成する。
忍が死去すると、子の研(けん)が立って豪となった。
脚注
- ^ ある者は氂牛(もうぎゅう)種となり、のちの越巂(えつすい)羌となる。ある者は白馬種となり、のちの広漢羌となる。ある者は参狼種となり、武都羌となる。
参考資料
- 『後漢書』西羌伝
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「忍 (羌)」の例文・使い方・用例・文例
- 彼は忍耐のかたまりだった
- 彼に同じ苦労をかけるのは忍びなかった
- 残忍な殺人
- 猫は小鳥に忍び寄った
- 老いはじわじわと彼に忍び寄った
- 王子はお忍びでロンドンへ旅行した
- この仕事には非常な忍耐力がいる
- 彼は忍耐強く私のぐちを聞いてくれた
- 彼はポケットにはじきを忍ばせていた
- 教師は知力の上に忍耐力が求められます
- 忍耐力がある
- 彼は忍耐することで危機を切り抜けた
- 死の影が彼に忍びよった
- ライオンは危険に気づかない水牛に忍びよった
- 苦境を耐え忍ぶ
- 彼はできる限り辛抱してたが,ついに堪忍袋の緒が切れた
- その残忍な殺人犯人は町の人々の恐怖の種だった
- 彼は忍耐力をぎりぎりまで試された
- 彼は私達に忍耐の必要性を力説した
- 彼女には忍耐が欠けている
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