後ろ搾りパーラー
牛の乳を搾る場所は、牛を繋いで飼う場合は牛舎ですが、牛を放し飼いにする場合は ミルクングパーラーが搾乳の場になります。ミルキングパーラーとは、牛を収容する ストールという囲いがあって、その中に牛が入ると作業者が搾乳をします。 作業の効率をよくするために、作業者の床面の高さ、ストールの並べ方、ストール列の数、ストールへの牛の出入りの仕方などに工夫が凝らされたいろいろなタイプが あります。 |
最近日本にも普及し始めたミルキングパーラーで、「サイドバイサイドパーラー」「ライトアングルパーラー」と呼ばれることもあります。このタイプでは、牛は 作業者のピットと直角に並ぶので、牛一頭当たりの占める幅が少なく、作業者の 動く距離が短くなります。 牛は一番奥のストールから入り、牛が入るとゲートが閉じて、次の牛は次のストール へと順々に導かれます。8〜10頭で複列のものが多く、牛が出るときは左右の列ごとに 全頭が同時に行われます。搾乳能率は、最も多く普及しているヘンボーンパーラー( ストールが斜めに並ぶ方式)より高いといわれています。 |
<ミルククラブ情報誌'94 SUMMER vol.12より> |
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