堆肥場

酪農用語解説

堆肥場

一般的に堆肥化を進めるために、集積しておける場所をいいます。 最近ではよく知られている有機栽培の野菜やお米ですが、この有機栽培の肥料として使われているのが、牛の糞尿から作られる堆肥なのです。 堆肥の最も大きなメリットは、農業の基本である「土」を健康にすることです。だから堆肥を使った野菜は、育成も良く、おいしくなるというわけです。 酪農家が堆肥を周辺の農家に分け、農家からは堆肥づくりに必要な敷ワラを分けてもらう。 農村では、そんな循環が営まれています。そうして私たちの食卓においしくて安全な野菜が並ぶ。 牛の糞尿も、めぐりめぐって、私たちの暮らしに役立ってくれているのです。