形稽古・演武における受け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/08 04:48 UTC 版)
日本において型を用いて形稽古や演武を行う古武道などにおいては、上記の格闘の「受け」以外にもこの語が用いられる。 特に柔術においては「捕り(取り)」と「受け」がセットで、平易に説明すれば技を掛ける主体が捕りであり、客体が受けである。投げられて受け身をとるから受け、というのではなく、投げ技のない場合にもこの語は用いられる。役割を固定することにより、技のかたちと動作を確実に覚えるための修練方法であり、また同時にその思想性も受けと捕りの動きの中に込められている武道も見られる。剣術・剣道においては、打太刀がおおむねこれに当たる。
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