当選と任期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 06:47 UTC 版)
複数の立候補者がいる場合は、最多得票者が当選者となる。単独での得票が過半数に至らなくても決選投票は行われない。最多得票者が複数のときは、中央選挙管理委員会の通知に従い、国会において在籍議員の過半数が出席した公開の会議で多数の支持を得た者を当選人と決定する。 立候補者が一人の場合は信任投票となり、有権者総数の3分の1の得票で当選となる。 天災地変その他やむを得ない事由により開票をすべて終えなかったとしても、開票を終えていない地域の投票が選挙の結果に影響を与えるおそれがないと認められるときは、中央選挙管理委員会は当選者を決定することができる。 任期満了で選挙を行った場合は、次期大統領の任期は前任者の任期満了日翌日の午前0時から任期が開始する。大統領空位による選挙の場合は、当選が決定した時点で任期が開始する。具体的には、中央選挙管理委員会による当選者決定の審議が行われ、中央選挙管理委員会委員長が「当選者決定」を宣言し、小槌を叩いた瞬間が任期の開始とされている。
※この「当選と任期」の解説は、「大韓民国大統領選挙」の解説の一部です。
「当選と任期」を含む「大韓民国大統領選挙」の記事については、「大韓民国大統領選挙」の概要を参照ください。
- 当選と任期のページへのリンク