当道の先祖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/22 07:42 UTC 版)
「世子六十以後申楽談儀」の記事における「当道の先祖」の解説
次いで述べられるのは「当道の先祖」、即ち、能の先駆者たちの芸風についての解説である。ここで挙げられているのは田楽の一忠、喜阿(亀阿弥)、増阿弥、近江猿楽の道阿弥(犬王)、そして父である観阿弥。田楽、猿楽を問わず名手と呼ばれた人々が挙げられており、世阿弥が幅広く先達を参考にし、芸を「盗んだ」ことが分かる。また義満との出会いの前に没していた佐々木道誉から一忠についての話を聞いたこと、12歳の時に喜阿の舞台を観たことが記されているなど、少年時代の記憶も興味深い。
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