弁機構部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 10:24 UTC 版)
浴室などで一般に使われるシャワーでは、湯と水を適温に調和する弁機構が必要となる。従来は湯の流量、水の流量をそれぞれ調整するハンドルを備えた2ハンドル式が主であったが、給湯の温度変化に追従できず、操作が煩雑と言った欠点もあり、現在ではサーモスタットを備えたサーモスタット式混合水栓が主流となっている。また、後述する緊急シャワーではハンドルをつかんだり視認することも出来ない場合があることから、大型のレバーを体や足で押したり、大きな吊り輪状の金物を引き下げるだけで弁が開くものもある。パブリック向けの浴場施設では節水のため、ボタンを押すと一定量の湯が出た後自動的に止水する自閉式水栓を採用することもある。エアシャワーではエアシャワー室の出入口を分け(片方が汚染室またはクリーンルーム)人が入室して出入り口が同時に閉まってから一定時間空気を送った後に出口を開くような制御が行われる。
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