廃棄・隠蔽型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 22:55 UTC 版)
殺人自体の隠蔽、時間稼ぎ 死体が存在しなければ、殺人自体も発覚しない(但し、バラバラにしなくとも隠蔽は可能である)。 死体が発見されなければ、被害者は行方不明者か家出人の扱いとなり、即座に殺人事件と断定されないため、証拠隠滅や逃走の時間稼ぎができる。 遺体の隠蔽の容易 隠す際にも、大きなスペースを取らず、個々に分けて隠せる。人間の形をしていないことから、気づかれにくいこともある。 死体の廃棄処理 死体を細切れにすることで、下水やトイレなどに流し証拠隠滅を目論んだ事件も実在した(江東マンション神隠し殺人事件など)。または山林に遺棄し、野生の熊や犬などに食べさせることで隠蔽することもできる。 運搬の容易 死体を隠したり、別の場所で処理をするために、普通の体では出入りできない狭い所を通したり、軽量化して運搬を容易にする。 人物誤認 首を落としたり、指などを切断し、別途に廃棄処理することで被害者の身元の特定を遅らせる。 殺害方法の隠蔽 致命打の原因になった箇所を切断することで、死因の特定を困難にする。
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