底生生物の調査方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 20:26 UTC 版)
底生生物の定量調査は絶対密度として表すのが一般的である。 コドラート法 方形枠(コドラート)を用いて移動能力が少ない生物を対象にして調査する方法。 コアサンプル法 アクリルパイプやコアサンプラーによって筒状の底質サンプル内に捕捉された生物を調査する方法。潮下帯から深海まで利用される他、シャベル等で掘りにくい深いところに棲む生物の捕捉にも用いられる。 トロール網、かご網、ドレッジ 絶対密度が低い場合、移動性が高い場合に用いられる。 ヤビーポンプ 自転車ポンプに似ている形状のは具の一種。筒の中を陰圧にし円筒状のは具を素早く嵌入させる。短時間にシャベル等で掘りにくい深いところに到達でき、そこに棲む生物の捕捉にも用いられる。
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