広忠襲撃の伝承の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/16 16:51 UTC 版)
少なくとも江戸期に成立した史書の多くは、官撰のもの(『武徳大成記』)とそうでないもの(『武徳編年集成』名著出版上巻28頁)、初期に成立したもの(『三河物語』『松平記』)と後年の編纂物(『徳川実紀』など。刊行本1巻24、25および26頁)に関わらず、広忠は病死したと記している。しかしそれらがいずれも江戸において著述もしくは編纂された史書であるのに対し、広忠が近侍の者に殺害されたことを記録としてとどめる『岡崎領主古記』『龍海院年譜』『三州八代記古伝集』が三河で編述されたものであるところに、一連の伝承の特徴が認められる。
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