幾何収差とは? わかりやすく解説

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幾何収差

【英】:geometrical aberration

電子軌道を、荷電粒子電磁場内での運動として記述する幾何光学において、結像点の理想結像ガウス結像)点からのズレをという。光学特性一般に、物面の一点から像面の一点写像する冪展開多項式表される。この多項式は、物面における電子軌道の1)光軸からの距離rと2)光軸となす角αをパラメータとして冪展開されている。rとαに関して1次の項のみを考慮した場合収差のない理想結像を表す(ガウス結像)。2次上の項を考慮した場合結像点は理想結像点からずれる。は波面収差角度αで微分したものである。

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