平安朝真蹟展の開催
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 08:00 UTC 版)
1952年(昭和27年)6月、札幌市で平安朝真蹟展が開催された。この催しは、東京以外の都市では初めてであり、書道界では画期的な出来事であった。 この開催にあたり、春子は札幌市内や書道界の有力者たちを回り、北海道内の一般の人々の目に貴重な書を触れさせること、日本古来の歴史の素晴しさを人々に感じさせることの重要さを説いた。この熱意が各界の有力者たちの心を動かし、千年以上前の国宝級の書が初めて津軽海峡を渡り、開催中は後年に春子が「床が抜けるかと思うくらい」と語ったほどの超満員の日々が続いた。
※この「平安朝真蹟展の開催」の解説は、「松本春子」の解説の一部です。
「平安朝真蹟展の開催」を含む「松本春子」の記事については、「松本春子」の概要を参照ください。
- 平安朝真蹟展の開催のページへのリンク