干潟・産業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 17:35 UTC 版)
牛津川合流点より下流には河口干潟があり、有明海の干潟と連続している。また海水が遡上する感潮域には、遡上に伴い厚く堆積する浮泥(ガタ土)がみられる。 小城市芦刈町には干潟体験場・生き物観察場があり、この付近を含めた河口堰から河口までの約4kmの区間が、県によりムツゴロウ・シオマネキの採捕を禁じる保護区に指定されている。 潮の満ち引きに伴う水流や水位の変化を利用した水運が近代まで行われていた。国内石炭産業の最盛期(昭和20年代後半)は、大町町の土場口から下流は杵島炭鉱から産出した石炭を河口近くの住ノ江港まで運ぶ運炭船で賑わっていた。現代は河口沖合の有明海で海苔養殖が盛ん。
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