巨釜半造とは? わかりやすく解説

おおがま‐はんぞう〔おほがまハンザウ〕【巨釜半造】

読み方:おおがまはんぞう

宮城県北東部唐桑(からくわ)半島にある海岸太平洋突出した所で、北を巨釜、南を半造という。巨釜には、明治時代三陸大津波先端部が折れたという高さ16メートル大理石の折石が立つ。半造には海食洞多く見られるおがまはんぞう

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巨釜半造

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/12 02:57 UTC 版)

巨釜・半造(おおがまはんぞう、: Oogama Hanzo)は、宮城県気仙沼市唐桑町唐桑半島にある三陸復興国立公園の名勝。巨釜の折石(おれいし)は高さ16m、幅3m。左へ移動すると幅2mと細く、右へ移動すると幅4mと太く見える。石灰岩が変質した熱変成岩地帯で、ほとんどの岩が方解石からできている。波飛沫をかぶるため黒ずんでいる岩の表面の中身は灰色から白色の結晶質石灰岩。大型低気圧が通過した翌日と翌々日、波が炭酸水のように泡立つ。巨釜(北緯38度53分48.0秒 東経141度39分51.0秒 / 北緯38.896667度 東経141.664167度 / 38.896667; 141.664167 (巨釜))と半造(北緯38度53分34.5秒 東経141度40分01.5秒 / 北緯38.892917度 東経141.667083度 / 38.892917; 141.667083 (半造))の間は幅500mの前田浜(まえだはま)でつながり、その入り江には高さ10m、幅70mほどの八幡岩(はちまんいわ)、500m沖には人参島(にんじんじま)の岩礁にぶつかる白波がわずかに見える。




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