左営 (駆逐艦)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 左営 (駆逐艦)の意味・解説 

キッド (DDG-993)

(左営 (駆逐艦) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/27 23:51 UTC 版)

艦歴
発注 1978年3月23日
起工 1978年6月26日
進水 1979年8月11日
就役 1981年3月24日
退役 1998年3月12日
その後 2006年11月に台湾海軍で再就役
性能諸元
排水量 9,783 トン
全長 171.6 m (563 ft)
全幅 16.8 m (55 ft)
吃水 9.6 m(31.5 ft)
機関 ゼネラル・エレクトリック
LM 2500-30 ガスタービン4機, 2軸,
80,000 shp
最大速 33ノット (61 km/h)
航続距離 6,000海里 (20kt巡航時)
乗員 士官31名、兵員332名
兵装 Mk45 5インチ単装砲 2門
ファランクスCIWS 2基
ハープーン4連装発射筒 2基
Mk26連装発射機SM-1MR→SM-2MR / アスロック兼用) 2基
Mk 32短魚雷3連装発射管 2基
艦載機 SH-3 シーキング 1機
またはSH-2 シースプライト 2機
(台湾海軍)
S-70C(M)サンダーホーク 2機

キッド (USS Kidd, DDG-993) は、アメリカ海軍ミサイル駆逐艦キッド級ミサイル駆逐艦ネームシップ。艦名は太平洋戦争での真珠湾攻撃において、戦艦アリゾナに乗艦し戦死したアイザック・キッド少将に因む。彼は第二次世界大戦で戦死した最初の海軍将官であった。

艦歴

当初はイラン王国によってコウローシュ (Kouroushキュロス2世) の艦名で発注されたが、1979年のイラン革命でキャンセルとなった。その後強力な空気浄化機能、フィルターによる防砂機能、生物化学兵器戦への対応能力を持つ本艦はアメリカ海軍によってペルシャ湾地中海での作戦行動に適任と認められ、採用されることとなった。

キッドは1981年に就役する。1987年には大西洋艦隊マージョリー・ステレット戦艦基金賞を受賞した。

キッドは1998年に退役した。

その後

退役後キッドは2004年に同級3隻と共に台湾に売却された。

当初台湾海軍では一番艦をKiddを中国語訳した紀徳 Chi Tehと命名する予定であったが、艦の状態からキッドは新ミサイル駆逐艦の三番艦とされ、同徳 Tong Tehと名付けられる予定であったのが変更となり左営(Tso Ying, DDG-1803)と命名された。

基隆級駆逐艦のネームシップはスコットとなった。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「左営 (駆逐艦)」の関連用語

左営 (駆逐艦)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



左営 (駆逐艦)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのキッド (DDG-993) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS