工藤栄一監督について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 21:33 UTC 版)
多くの時代劇映画やドラマで監督を務めた工藤栄一監督は、村上にとって“時代劇の師”とも呼べる存在である。『必殺仕事人V激闘編』で工藤が手掛ける時代劇に初めて出演した後、先述の『大忠臣蔵』や『月影兵庫あばれ旅』などで共演した。ちなみに村上が人づてに聞いた話によると『必殺仕事人V」で村上が演じた花屋の政が、続編の『必殺仕事人V激闘編』で鍛冶屋に職替えしたのは、工藤が「あいつ(村上)は体がいいから肩を出して野性味を強めた方がいい」との理由で変更されたとのこと。 また、工藤は“いかにも時代劇”という作風を嫌う人だったとのことで、彼の作品に出演した時の村上のセリフは現代寄りの言い回しになっていたという。ちなみに一般的に時代劇の殺陣は重心が重要になるため長身の役者には不向きと言われるが、長身の村上は殺陣師でもある工藤からある撮影現場で「お前立ち回り上手いな」と殺陣を褒められたとのこと。
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