島江王とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 島江王の意味・解説 

島江王

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/18 14:31 UTC 版)

島江王(しまえおう、生没年不詳)は、平安時代初期から前期にかけての皇族。系譜は明らかでないが、光仁天皇の後裔で高橋王の子か。官位正五位下大舎人頭

経歴

承和2年(835年)無位から従五位下叙爵。従五位下へ直叙されていることから、三世王と想定される。仁明朝では大監物などを務め、承和15年(848年)には従五位上に叙せられている。

文徳朝前半は侍従を務める一方で、しばしば各種遣使も務めた。

のち、文徳朝では諸陵頭大膳大夫を歴任する。

清和朝に入ると大舎人頭に転任する一方、以下遣使を務めた。また、天安2年(860年正五位下に至っている。

官歴

六国史』による。

脚注

  1. ^ 日本文徳天皇実録』嘉祥3年3月27日条
  2. ^ 『日本文徳天皇実録』嘉祥3年5月2日条
  3. ^ 『日本文徳天皇実録』嘉祥3年9月26日条
  4. ^ 『日本文徳天皇実録』仁寿3年4月10日条
  5. ^ 『日本文徳天皇実録』仁寿3年4月25日条
  6. ^ 日本三代実録』天安2年11月5日
  7. ^ 『日本三代実録』貞観2年9月11日

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「島江王」の関連用語

島江王のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



島江王のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの島江王 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS