島本幸助とは? わかりやすく解説

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島本幸助

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/14 03:55 UTC 版)

島本 幸助[1](しまもと こうすけ、前名・圭一[2][3]1890年明治23年〉10月15日[4] - 没年不明)は、日本実業家。広島県多額納税者[2][3][5]島本商事代表社員[2][3][6]。広島株式取引所常務理事[2][3][6]

経歴

広島市京橋町出身。先代・幸助の二男[2][3][7]1928年家督を相続し、前名・圭一を改め襲名した[2][3]。島本商事会社代表社員であり広島株式取引所理事、社団法人広島義濟会理事会長を兼ね広島県多額納税者に列する[3][注 1]

人物

繁栄の家運と強固な地盤を継承し、よくこれを守り、島本家の基礎はいよいよ堅く、益々繁栄を致した[1]

貴族院多額納税者議員選挙の互選資格を有した[4]。趣味は読書[2][3]。宗教は真宗[2][3]。広島県在籍[2][7]、住所は広島市京橋町[3][6]

家族・親族

島本家

家系について、『広島県誌』によると「島本家は広島市屈指の富豪であり、元来その祖は市内橋本町の旧家であるが、当主より4代以前伊助が分家して京橋町に住し、先代幸助が逝去すると、圭一が襲名して幸助と名乗る。島本家は先代幸助より木綿反物の問屋を業とし、市内屈指の大問屋だったが、先代幸助は大実業家としても知られた。」という[1]

脚注

注釈

  1. ^ 島本幸助について、『商工資産信用録 第34回 鳥取県ほか』には「職業・貸金、調査年月・1932年7月、正身身代・Gd◎、信用程度・Aa」とある[8]

出典

  1. ^ a b c 『広島県誌』884 - 885頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年5月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j 『人事興信録 第13版 上』シ68 - 69頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年1月1日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 『人事興信録 第12版 上』シ73頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年1月1日閲覧。
  4. ^ a b c 『貴族院多額納税者名鑑』484 - 485頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年9月27日閲覧。
  5. ^ a b 『日本紳士録 第31版』付録 全国多額納税者 広島県62頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年7月18日閲覧。
  6. ^ a b c d 『大衆人事録 第12版 近畿・中国・四国・九州篇』広島14頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年2月14日閲覧。
  7. ^ a b c 『人事興信録 第14版 上』シ67頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年7月18日閲覧。
  8. ^ 『商工資産信用録 第34回 鳥取県ほか』広島県し之部50頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2025年5月16日閲覧。
  9. ^ a b 『人事興信録 第6版』し57頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年7月18日閲覧。
  10. ^ a b c d 『日本紳士録 第40版』広島シ、スの部12頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年7月18日閲覧。

参考文献

  • 人事興信所 編『人事興信録 第6版』人事興信所、1921年。
  • 織田正誠 編『貴族院多額納税者名鑑』太洋堂出版部、1926年。
  • 交詢社 編『日本紳士録 第31版』交詢社、1927年。
  • 『広島県誌』自治調査会、1932年。
  • 『全国貴族院多額納税者議員互選人名総覧』銀行信託通信社出版部、1932年。
  • 交詢社 編『日本紳士録 第40版』交詢社、1936年。
  • 人事興信所 編『人事興信録 第12版 上』人事興信所、1937–1939年。
  • 帝国秘密探偵社 編『大衆人事録 第12版 近畿・中国・四国・九州篇』帝国秘密探偵社ほか、1938年。
  • 人事興信所 編『人事興信録 第13版 上』人事興信所、1941年。
  • 人事興信所 編『人事興信録 第14版 上』人事興信所、1943年。



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