山王塚西古墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 03:16 UTC 版)
直径32メートルほどの円墳であったが、大正5年の開墾で破壊された。主体部は、奥壁および側壁は破壊されているが、南に開口する全長11.55メートルの横穴式石室である。副葬品は、大刀2、柄頭1、刀装具片1、留金具片1、鉄鏃片22、刀子1、鉇1、鍬刃先片1、瑪瑙製勾玉6、水晶製勾玉2、漆塗木製練玉1、ガラス製小玉3、ガラス製臼玉14、水晶製切小玉2、金銅製環9、金銅製環片5が出土している。これらの遺物は一括して平成22年2月24日に市指定有形文化財に指定された。
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