山城国分尼寺跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 07:03 UTC 版)
尼寺跡の所在は詳らかでない。一説には、僧寺跡とは木津川を挟んだ南岸の木津川市加茂町法花寺野に比定され、現在は石碑が建てられている(北緯34度45分25.13秒 東経135度50分39.65秒 / 北緯34.7569806度 東経135.8443472度 / 34.7569806; 135.8443472 (山城国分尼寺跡推定地))。同地は法花寺野集落の西方約200メートルに位置し、1915年(大正4年)の府道工事で多量の古瓦が出土したほか、1927年(昭和2年)の発掘調査では土壁様遺構が検出されている。「法花寺野」の地名が国分尼寺跡と推定される根拠となるが、関連遺構が検出されていないため比定には疑義もあり、同地を甕原離宮に比定する説もある。
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